2012年2月4日土曜日

書道展と切り絵展を開催するにあたり


今回、日本文化の一端を皆様方のご協力のお蔭で、インドネシアでももっとも芸術の香りのたかいウブド郊外の、クン先生が丹精こめられたMichi Retreatにて、書道展と切り絵展を開催できることは望外の喜びであります。
日本古来の稽古事には「道」という言葉がつきます。書道、華道、茶道、武道などなど精進を通して道を究めていくという意味だと思います。道を究めるとは、人生・生き方を、書・華などを通じて追及していくことだと思います。
そういう意味ではこのMichi Retreatもクン先生の80年余りの人生を通じての作品だと思います。
その場所で書、華、お茶の修行と仏教を通じて人生を追及されておられる宮下先生の作品が、「道」を共通点として展示されることは、非常に感慨深いものがあります。
棚田に囲まれた美しい環境、クン先生の世界中の文化を体現されたヴィラ、宮下先生の小さい、白い紙に凝縮された宇宙、この三者のコラボレーションを体験できることは最高のバリでの思い出となることでしょう。
オープニングの日にはゆっくりと風景・パフォーマンス・作品の数々をお楽しみ下さい。
これを機会に年に一度ほど日本文化を紹介するイベントをこの地で持ちたいと思っています。
今回このイベント開催にあたり、宮下先生、クン先生はもちろんのこと、準備に走りまわっていただいた現地のスタッフに、心から感謝申し上げます。

0 件のコメント:

コメントを投稿